2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧
昔からの面白い日本のことわざ「蜉蝣(ふゆう)の一期」 135回目 美術品の紹介。 陶器 江戸時代 「赤絵皿」 「蜉蝣(かげろう)の一期」蜉蝣(かげろう)が朝生まれて夕方死ぬように、人生は短くはかない、ということ。 昔の人は素晴らしい言葉を残していますね。…
昔からの面白い日本のことわざ「桃栗三年柿八年」 133回目 美術品の紹介チベット仏教美術 銅製品 「五鈷杵」 桃と栗は植えてから三年、柿は八年たたないと実が結ばない。利益を上げるためにはそれだけの年月がかかる、ということ。今の変化の激しい時代、5,6…
昔からの面白い日本のことわざ「鳥の雌雄」 132回目 美術品の紹介 銅製品「矢立」<参>「誰か雌雄を知らんや」 人間でも双子の兄弟姉妹、ほんとにどちらがどちら??なんてことがよくあります。ましてや、動物など雌雄はわかりにくいですね。いつも世話をしてい…
昔からの面白い日本のことわざ「濫觴(らんしょう) 131回目 美術品の紹介 書道用品・硯 「天空のドラゴンと地上のタイガーの対決の彫柄」 濫は盃、觴は浮かべる。揚子江のような大河でもその源は盃を浮かべるに過ぎないようなちいさな流れだということ。もの…
昔からの面白い日本のことわざ「女の心は女知る」 130回目 「女の心は女知る」 美術品の紹介 銅製品 「蟹・小」 女の微妙な心理は女でなければ分からない。「女は女同士」「女は相互」他の女の心の裏を読みとりわかることが出来る、ということ。 さて、今回…
昔からの面白い日本のことわざ「藪にも剛の者」 128回目 「藪にも剛の者」 美術品の紹介 銅製品 「蟹・大」凡人の中にも、たまには、才能のある人間が混じっている、紛れ込んでいるという意。 才能のある人に限って、「黙して語らず」だまつているので、なか…
昔からの面白い日本のことわざ「意馬心猿」 128回目 「意馬心猿」 美術品の紹介 銅製品 「亀」煩悩、浴情のおさえがたいことを、あばれる馬、騒ぎ立てる猿を制しがたいことにたとえた言葉。「もろもろの凡夫は、心は野馬のごとく、識は猿猴よりはげし」とい…
昔からの面白い日本のことわざ「因果応報」 127回目「因果応報」 美術品の紹介 銅製品「子抱き仏像」前世で行った善悪の行為によって、現世ではそれぞれ善悪の報いを受けること。因果の道理は必ず人の身の上にめぐってくるものから「因果はめぐる小車」とか…
昔からの面白い日本のことわざ「昔の剣今の菜刀」 126回目「昔の剣今の菜刀」 若い頃有能だった人物が、年老いて力を失い、物の役にも立たなくなっている状態。<参>昔は肩で風を切り、今は歩くに息を切る。 栄枯盛衰、どんな世の中でも頂点とどん底はありま…
昔からの面白い日本のことわざ「仕上げが肝心」 123回目物事すべて最後の仕上げが大切である。最後の仕上げをキチンとしないと、もめ事、トラブルが起きることがあります。最後は重要な部分ですが、90%見通しがつくと、油断することがあります。「成功を祝っ…
昔からの面白い日本のことわざ「年寄りの冷や水」 121回目 美術品の紹介 24回目 本日休業 老人が、若者に負けまいとして冷たい水をかぶるように、無理をしたりやせ我慢をする、ことをいう。 でも、最近の年配者は元気溌剌ですよ。私は午前7時半に開店準備を…
昔からの面白い日本のことわざ「賢い人には友がない」 120回目 美術品の紹介 23回目 青銅品の「江戸時代の持経観音像」 バカな奴ほど、バカな友達が沢山いるようです。偉い政治家などになると自分と同等のレベルの親しい友達を作るのが難しいようです。偉い…
昔からの面白い日本のことわざ「地獄に仏」 119回目 美術品の紹介 22回目 青銅品の「江戸時代の木製(柘植)の印籠(4段)」地獄で仏に逢ったよう」と言って危難の中で悩み苦しんでいる時に思わぬ助けに逢った時のたとえをいいます。「地獄の地藏」、「地獄で舟…
2016年9月12日 月曜日 午前 9:12昔からの面白い日本のことわざ「佳人薄命」 118回目 美術品の紹介 21回目 青銅品の書道用品「茄子の水滴」 美人は生まれつき病弱であったり、また数奇な運命にもてあそばれて不遇のうち に人生を送ることが多い。 私のウン10…
昔からの面白い日本のことわざ「七転び八起き」 117回目 美術品の紹介 20回目 青銅品の書道用品「達磨の香合」失敗を重ねてもくじけることなく、さらに奮起すること。失敗したり成功したりの繰り返しが人生だ、ということ。この諺はよく聞ききますね。なかな…
昔からの面白い日本のことわざ「暗闇の鉄砲 116回目 美術品の紹介 19回目 青銅品の書道用品「達磨の水滴」向こうみずなことをするな、ということ。暗闇で鉄砲撃ったって、当たりません。がむしゃらに行くぞおーっ、って気合を入れたって無理なことは無理。よ…
昔からの面白い日本のことわざ「習うより慣れよ」 115回目 美術品の紹介 18回目書道用品「文鎮」知識を身につけるよりも体で覚えてしまえ、ということ。他人に教えられるよりも自分で研究したものは早く身につく。 言葉の意味はよく理解できますが、なにごと…
昔からの面白い日本のことわざ「烏の請合い(うけあい)」の 113回目 骨董品の紹介 刀の目貫(めぬき)馬2頭 17回目 引きうけたことをすぐ忘れてしまう。あてにならぬこと。私、最近忘れっぽくて困っています。烏ちゃんに笑われそうです。だから、なるべくお店の…
昔からの面白い日本のことわざ 「二階から目薬」の 111回目 骨董品の紹介 刀の鍔 15回目<参><二階から尻あぶる> <天井から目薬> 非常にまわりくどいこと。直接効果の上がらない無駄なこと。 やっている本人は頑張っているんですけれど、チョットだけポイン…
昔からの面白い日本のことわざ「100里の道は90里をもって半ばとす」の 111回目 骨董品の紹介 書道用品の水滴 9分通りできあがったものでも最後のツメをあやまると、すべての努力が水の泡、無駄になってしまうので、最後まで心をゆるめずやりとげろ、いうこと…